資産に働いてもらえば稼ぎが少なくなった時も安心
若い時はバリバリ働けても、中高年になると体や頭が衰えてしまい、以前と同じパフォーマンスを発揮できなくなってしまいます。
自分自身が働けなくなった時に備えて、資産に働いてもらえば、体力や気力の低下とともに下がっていくかもしれないお給料を補って余りある生活を送れるはずです。
特にこれからの時代は、70歳まで働くことが求められるような雰囲気なので、若いうちから資産を作っておくのが理想です。
資産に活躍してもらう必要性
今後物価が下落傾向(デフレ)にあるのなら、現金を持っているだけで生活はラクになるので、あえてリスクを冒してまで投資をする必要もありません。
ですが、今後モノやサービスの値段が上昇するとなると、貯金しているだけでは到底老後を乗り切れません。
しかも、年金の受給年齢がこれから上がっていってしまうと、退職から年金受給まで空白期間ができてしまうのです。
その時に貯金を切り崩していくだけでは、明るい気持ちにはなりませんよね。
一方、資産があなたに代わって働いてくれたなら、お金が増える可能性もあるので安心できるのです。
複利の力を若いうちから利用しておく
現在は多くの金融資産は高齢者が保有しているのはご存知かもしれません。
ただし、若い人は高齢者にはない資産があります。その一つが時間です。時間が多くあれば、複利の力をテコにお金を増やしていくことができるのです。
複利の力を活かすには若いうちからコツコツ資産を積み上げておくほうが断然有利です。複利の力とは、利子を使ってしまわないで、元本に加えて、資産を雪だるま式に増やすことを言います。
雪だるまは最初野球のボールほどの大きさですが、転がしていくとドンドン大きくなっていきますよね。
それでは複利の力を具体的に解説していきましょう。
例えば、100万円を年利5%で運用するとします。
1年後に受け取れる利息は5万円ですよね。これを使ってしまいたくなるのはやまやまなのですが、その気持ちをグッと抑えて、元金にプラスして運用するのが複利と言います。
次の年は105万円に対して5%の金利が付くので、利息は少なくとも5万円を超えることがわかります。
最初のうちは単利(利息を使ってしまう)とあまり変わりませんが、年数が多ければ多いほど、その差は歴然としてくるのです。
イメージとしては、線路の分岐点がわかりやすいです。ほんのわずかな差が後で見えなくなるくらい距離が開いていくのです。
複利が期待できる資産
預金金利が高ければ、定期預金などに預けておくだけでもよいのですが、低金利の状態では多くのお金が必要になってきます。
長期間お金を運用するのであれば、金額と利回りのどちらも重要です。
株式投資は複利の効果を実感しやすい
株式投資では、年1回または2回配当金を出す企業が多いです。10万円の株を購入して配当金が2,000円なら配当利回りは2%です。この2,000円を使わずに次の株購入の資金にしておけば複利の効果を得られます。
2,000円だと株を購入できても、配当金を受け取れない企業がほとんどです。今は100株単位での購入が一般的なので、20円の株しか購入できない計算です。
やはり株式投資も資金は多ければ多いほど有利と言えるのです。
コロワイドの株主優待ならお店がなくても食料品と交換できる
コロワイドといえば居酒屋の甘太郎や三間堂でもおなじみです。コロワイドが展開しているお店で使えるのが、1年に4回発行される株主優待ポイントになります。
ポイントは、3月時点の株主なら6月と9月にそれぞれ1万ポイント、合計2万ポイント。9月時点の株主なら12月と翌年の3月にそれぞれ1万ポイント、合計2万ポイント支給されます。
3月と9月の時点で株主になっているなら、合計4万ポイントももらえるのは嬉しいですよね。
もらったポイントは1ポイント単位で使えるのは便利です。株主になると繰り返し利用できるカードが郵送で届きます。
ポイントをすべて使い切ったとしても、次のポイント支給日には、きちんとカード残高が増えるのが魅力です。
ポイントの有効期限は1年間で、有効期限を過ぎてしまうと無効になってしまうので注意が必要です。
使えるお店に関しても、コロワイドがブランド展開しているといっても、たとえば、牛角とか温野菜などでは株主優待ポイントは使用できません。
使えるお店は、事前にコロワイドのホームページで確認するか、お店に行った時に、株主優待ポイントが使えるか確認してから料理を注文するようにしたいものです。
店舗で利用する方法は簡単で、コロワイドが運営している店舗に設置されている端末を操作して、会計の際にお店の人に株主優待ポイントで支払うことを告げてカードを渡せば、お店の人が会計処理してくれます。
カードを利用する際は、どれだけポイントを使用するかも伝える必要があります。コロワイドの優待ポイントは1ポイント単位で使えるので便利です。
例えば、500円単位で使えるとなると、足りない分は現金で支払ったり、お釣りをあきらめたりすることで悩むこともありません。
端末では残りのポイントの参照もできるので便利です。
お店で利用しなくても素敵な食料品と交換できる
家の近くにコロワイド系列のお店が無い方も心配ありません。コロワイドの優待ポイントなら、株主専用サイトから、食品と交換できます。
具体的には、お肉やお魚、乾麺やお米、チョコレートなどが用意されています。コロワイド系列のお店で取り扱っているような商品が多いですね。
中でもお米は重宝します。5000ポイントとの交換なら、2キロのお米が3袋、合計6キロ分がもらえます。
注文してからは2週間くらい発送にかかると書かれていますが、実際は1週間から10日くらいで宅急便で届くことが多いです。
お米がなくなってきた時にネットショッピング代わりに利用するのも経済的です。
もちろん高額ポイントのステーキなどをおいしく頂くのも良いかもしれません。
注文はネット以外にも、株主関係書類に同封されている申込用紙でも注文できるので、ネット環境がない方も安心です。
飲食系株主優待の一例としてコロワイドを取り上げましたが、特定の銘柄の売買を推奨しているわけではありません。株式投資は自己責任なので、売買の最終判断は各自で行うようお願いいたします。
1つの銘柄だけでは受け取れる配当金も限られてくる
日本の企業は3月決算の会社が多いので、配当金は6月に受け取れます。また中間配当を実施している企業なら、12月にも配当金を受け取れます。
ですが、1年に1、2回では待ちくたびれてしまいます。そこで、2月期決算とか12月期決算とかの会社もあわせて購入すると、配当金を受け取れる月が多くなってきます。
株は1つの会社に多くの資金を注ぎ込むよりも、複数の会社の株主になっている方が理想的です。もちろん数があまりにも多くなると、今度は管理できなくなるので、あまりに多くの株を持つのも大変です。
株の値動きに一喜一憂しない
株を購入するとどうしても、株の現在価格が気になるものです。ですが、パソコンに張り付いて値段を確かめるのは、時間がもったいないです。
株価が気になっていては、せっかくの時間を失ってしまうからです。
しっかり業績などをチェックして買った株なら、どっしりと構えて、値動きに一喜一憂しない余裕が大切です。
生活必需品の株主優待を実施している企業なら生活コストも抑えられる
会社によっては、株主優待を実施していることがあります。たとえば飲食店を運営している会社なら、持ち株数に応じて、食事券を支給している会社があります。
日頃ランチで利用する会社の株主優待なら、その分お金が浮くので、使わなかったお金を株購入資金に振り向けてもよいかもしれません。
1株単位で購入できるネオモバ
ネオモバとはSBIネオモバイル証券のことで、Tポイントを使って株を買えるユニークな証券サービスです。
しかも、通常100株単位で株は購入できるのですが、ネオモバならなんと1株単位でも購入できるので、人気があり値段が高くて、手が届かない有名企業の株も購入できるのです。
Tポイントを日頃から利用している人や少ない投資金額から株式投資をスタートしたい方にネオモバはピッタリです。